とあるポケモントレーナーのブログ

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【雑記】ポケトーークvol.2を見た感想【考察】

※ネタバレ注意記事
ポケトーークの2回目を見てない人は最初に見てからこの記事を見ることを推奨致します。
投稿者本人から許可を頂いたので宣伝も兼ねてurlを貼らせて頂きます。
この場を借りてお礼致します。
内容としてはヤンキープレイについてで1分前後のOPの後、20分ちょい雑談しながら本題について各々が話しながらどこまでかヤンキープレイと言えるのかを意見交換しあいます。
その後、1戦実況者さん同士でフレ戦を残りの実況者が解説しながら戦うと言うシンプルながらも面白い企画です。
動画内容はこんな感じで本題に移りたいと思います。
今回はこの動画を見ていくつか重要そうなとこをピックアップしてそれについて個人的に果たしてその意見が理論的であるのかを書いてみたら面白そうだと思ったのでやっていきたいと思います。
まずはこちら
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ガルクレセvs馬車ジバコを想定
※お互いダメージは食らっておらず持ち物も判別されとおらず急所はないものとする。
ガル→クレセ 馬車が何らかの行動(上から地震打たれること考えたら馬車側は守るが安定択)
そっからクレセ→ガル読みで馬車が膝を膝安定と言う議題が上記の写真
その後にも言ってますがクレセ側のここでの安定択は電磁波であり馬車側はジバコに引くのが安定択です。
どちらもこの2体だけである場合はクレセ→ガル 馬車→ジバコに合わせられたらガルに受けだしが利かずスカーフでない限り地震でジバコが処理されガルクレセVS馬車でガル切って死に出しクレセで馬車の攻撃を耐えつつ電磁波→月光→サイキネで負けになる。
逆に馬車→ジバコ クレセ電磁波だと控え目Cブッパアナライズ眼鏡10万のダメはASガルが165〜195で乱数43.8%のため43.8%で落とされて負けかVCでガルに負担掛けながら馬車にチェンジしつつまた択になると言った流れになります。
そう考えた場合、ガルクレセ側はクレセにジバコを合わされてもガル後投げで10万の場合は43.8%さえ引かれなければ地震で勝ち、VCで逃げられて馬車と対面してもクレセバックで馬車には受け出せますしそこまで択を遅らせることが出来るため馬車とクレセ対面の馬車が膝を打つと言う行動はヤンキーだと言えると思います。
ガルクレセ対面でクレセに対してジバコを初めに合わせられた時の負け筋はアナライズ眼鏡10万控え目Cブッパで乱数43.8%を引かれるorアナライズじゃないスカーフ10万(ガルに対するダメージは85〜102)の乱数負けかアナライズ10万+アナライズじゃないスカーフ10万で確定で飛ばされることの3つが負け筋です。
最後のはあり得ないと思うのでまあ2つと言ってもいいと思います。

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203ガルが究極のヤンキープレイを仕掛けることが多いと言う議題です。
これはどこまでグロパンを押していいかを203ガルVSガル,裏にクレセがいるかもしれない状況と交えて書いていきます。
203ガルとは補正ありグロ捨て身で特化クレセを飛ばしつつ自身が生存する確率を高めた配分をしたガルーラのことです。
技構成は捨て身,グロパン@2で@2は地震,不意打ち,冷P,猫辺りから選択されるのがほとんどです。
冷P採用の場合はグロ冷Pで特化ゴツメカバを高い確率で飛ばしながら自身が生き残ると言った感じになります。
それを踏まえて
203ガルVSガル,裏クレセがいるかもしれないの状況
ここで203ガルが相手のガルにグロパンを押すことがヤンキーであると言う意見について。
※お互いダメージは食らっておらず203ガルの配分は意地っ張りH180,A252,(S実数値は最大130)、相手のガルの配分はA252以外は分からず急所はないものとする
・捨て身タックルの場合は?
相手のガルがこちらのガルを抜いていて補正無し猫捨て身を打たれた場合は203ガルが非常に高い確率で飛ばされます。(49〜59,149〜176)
補正無しでこれなので補正ありは言うまでもなく確定で飛ばされますね。
捨て身+上から不意打ちを打たれた場合でも補正有無問わず飛ばされます。(149〜176,67〜79)
・八つ当たりの場合に置き換えたら?
補正なし猫八つ当たりは203ガルの場合は高い確率でで耐えます。(49〜59,127〜153)
補正あり猫八つ当たりは中〜高い確率で飛ばされます。(55〜67,139〜166)
八つ当たり+上から不意打ちは補正有無問わず飛ばされます。(127〜153,67〜79)
・秘密の力+不意打ちの場合に置き換えたら?
補正有りでも確定で耐えます(95〜113,73〜87)
しかし秘密の力を耐えグロパンを打ち上から不意打ちを打たれてこちらの不意打ちを空かされてしまったら不意打ち連打で飛ばされるので択が生じます。
以上のことからガルガルミラーだけで考えた場合の203ガルがグロパン押すことはヤンキープレイであることが分かります。
ヤンキーにならないのは相手のガルを裏の圏内に入れて相手の裏ごと処理出来るポケモンが203ガル側に控えてる場合、それを打つしか勝ち筋がない場合のみヤンキーではないと言えることが計算結果から分かります。
ではどこまでグロパンを押せるのか?
これは203ガルだけではない話しになります。
例で言うとグロパン+不意打ちやグロパン+攻撃技で相手を確実に縛れてる場合、グロパンで処理出来て裏に確実に不意打ちなりでダメを与えながら裏の圏内に入れられる場合にグロパンを押せると思います。
縛り関係を考えたら当然の話しですよね。
要するに何でもかんでもグロパンを打ってはいけないと言うことです。
状況に応じて打つかどうか選択しましょうと言うのが自分の意見です。

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リザガル対面でグロパン押すのがヤンキーかどうかの議題です。
※リザはどちらのフォルムか分からない場合、Yの場合、Xの場合を想定
・どちらか分からない場合
Yだとしたら晴れオバヒで補正有無問わず飛ばされるのでヤンキーになります。
(195〜229,213〜252)
・Yの場合
状況にも記載した通りヤンキーになりますね。
晴れてない状況やオバヒによってC補正下がってる場合はヤンキーではありません。
・Xの場合
補正有り特化硬い爪逆鱗(フレドラ)はASメガガルでも確定で耐えます。(147〜174)
補正無しAブッパメガガルのグロ不意はB4メガリザXに対して確定で落とせますのでヤンキーではありません。(36〜43,121〜144)
鬼火持ちの場合は空元気がない場合はディスアドとなります。

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ヤンキープレイかどうかは自分視点と相手視点で変わると言う議題です。
これは状況次第では難しい議題ですね。
どのポケモンでどう削り裏の圏内に入れたりしつつ自分の負け筋を減らしながら勝ち筋を通して行くと言うのがポケモン対戦の基本です。
そこに急所や追加効果の運が絡んで行きます。
それを補える範囲なら補う、補えない範囲ならそこまでは考慮しないといった形で試合を進めて行き相手を詰めると言うのが安定して勝つ上で重要なことになります。
自分と相手の勝ち筋を理解していない行動がヤンキープレイでないかと個人的には思います。
1つ目の議題で話したことを見て頂ければヤンキープレイの定義が理解できると思います。
ポケモン対戦は将棋+予測不能な運を絡めたゲームであることを忘れずにプレイングして行けばヤンキープレイを減らせるのではないかと思います。

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・選出で切ることをしたくない
・切る選出をしまくることで勝率が安定せず結果的にレートが下がる
・「もしも」を考えちゃう
・「もしも」まで見ることで完璧に近づく
この4つの議題は共通点があるのでまとめて書きます。
・選出を切る行為について
これは構築単位で欠陥があると言うことを表してると思います。
メジャーどこは最低限の対策を施しておかないとこれが来たら確実に勝てない
これでは安定して勝利することは出来ませんよね。
なので選出を切る行為をすると言うことはレートが下がる要因にもなり得ます。
ただし、今の環境では対策しなければいけないのがたくさんありすぎて対策仕切れない部分も存在するのが事実です。
そこで環境論が考察され環境に応じた構築が出来上がり環境が変わる毎に構築も変わると言ったいたちごっこが繰り広げられてるのが今のポケモンです。(昔からそうでしたが)
そこに繋がるのが「もしも」まで考えちゃう、「もしも」まで見ることで完璧に近づくという議題です。
確実に見れつつ勝てる範囲で「もしも」を想定してより完璧な勝ち筋を通して行く、「もしも」この可能性で負け筋が産まれてしまう、負けてしまうかもしれないがそれ以外は確実に勝てて「もしも」が起きてしまいそれが対処仕切れない部分だった場合は相手の構築が自分の構築より上だったということです。
その場合は素直に負けを認めるしかありません。
それ以外は勝てると踏んでベストな筋を通して行ってるわけですから。
ただし、メジャーな部分を怠ってはいけません。
そこは詰め筋を考える上で想定して行く必要があるためこの議題は見極めが難しいと思います。
よりたくさんの知識、情報を得ながらインプットしつつ構築段階から詰め筋を考えることで選出を切る行為、「もしも」を想定した行為が可能になると考えているので色んなところから吸収していきましょう。

議題に関しては以上です。
参考になったかは分かりませんが自分なりの意見を書いてみましたが色んな意見があります。
今回、ポケトーークを見た感想としては初心者やそうでない方々にも分かりやすい非常にいい企画動画だと感じました。
ポケモンを始める初心者やまだ始めたばかりの人、中級、上級者の方々にも非常に参考になるオススメの動画であると思います。
これからもこう言った面白さを出しながらも幅広い層が参考になる動画がアップされると需要が高まるのではないかと思います。
色んな観点から見て行き確かな理論を考察して行き吸収し、実践するのがポケモン対戦が上手くなる近道ではないでしょうか?
以上ですが終わりたいと思います。
最後まで見て頂きありがとうございました!